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Codex を下働きにして Claude Code の context を節約する

// created

claude-codex-subagent は Claude Code の skill で、ローカルの codex exec を worker subagent に変えて、ひたすら Claude の context を節約する。痛点は具体的だ。Claude Code は WebFetch のたび、2000 行の大きなファイルを読むたび、画面一杯の grep を吐くたびに、メイン対話の context を食い潰す。1 セッションで数千 token を使って返ってくるのは結論一言、金は全部力仕事に消え、対話そのものはむしろ押し出されて消える。Codex は自前の context・ネットワーク・サンドボックス shell を持っているので、境界を切った task を投げれば、汚れ仕事を黙々とこなして短い答えだけ返してくる。Claude 側は「投げた prompt と受け取った答え」の分しか払わず、途中の力仕事は一切メイン対話に入らない。

こうなると分担も明確になる。プランニング・意思決定・検証・対話状態の維持は Claude に残し、ウェブ検索・ファイル I/O・大量の読み込み・バッチ分析・長いファイルの書き込み・テスト実行・監査は全部 Codex に放り込む。Node にも Python にも依存せず、MCP server を立てる必要もなく、PATH 上に codex があれば動く。mac・Linux・Windows(git-bash か WSL)いずれも走る。

いくつか鍵になる設計を挙げる。サンドボックスは自適応で、デフォルトは --sandbox workspace-write、ネットワーク接続・workspace 跨ぎ・完全なローカル権限が要るときは自動で --dangerously-bypass-approvals-and-sandbox に上げる。承認ダイアログは出さず、Claude が一行でどのモードをなぜ選んだかを説明してそのまま実行する——バッチ task では中断が一番うっとうしいからだ。薄い転送契約(thin forwarding)では、Codex の stdout が権威ある返り値で、Claude が勝手に補完するのは禁止。一入一出でドリフトを防ぐ。stderr は /dev/null に捨てず、openssl rand でランダム名を生成して思考ストリームを /tmp/codex-<rand>.log に書き出す。うまくいけばターミナルは綺麗、こけたら遡れる。加えて、task カテゴリごとに推論強度を調整し(監査・review は high)、resume-first で codex exec resume --last を使って session を再利用し二重課金を避け、並列バッチ分配を行い、結果を構造化して分類する(success / partial / error を分けて処理し、決して黙って retry しない)。組み込みの persona は 5 つ——reviewerdebuggerauditorresearcherrefactorer——それぞれデフォルトのサンドボックスと推論強度を持つ。本質はただの markdown に {{TASK}} プレースホルダを足したものなので、自分で書きたければフォーマットに沿って突っ込めばいい。

オリジナルを気取るつもりはない。これは先行する 5 つの project から、自分が「これは正しい」と思った部分を縫い合わせたものだ。薄い転送は openai/codex-plugin-cc から、stderr を一時ログに落とすのは timurkhakhalev の codex-cli-setup から、構造化分類は shinpr/sub-agents-skills から、resume-first は skills-directory/skill-codex から、file-based persona は leonardsellem/codex-subagents-mcp から。自適応アップグレードだけは自分で足した分だ。星を付ける価値があるものには付けに行ってほしい。

インストールは軽い。git clone した後 skills/codex-subagent~/.claude/skills/ にコピーすれば、Claude Code が自動で発見する。境界もはっきり言っておく。小さいファイルの Read/Edit を置き換えるものではない——対象が小さくて明確なら直接ツールを使う方が安く、旧来のやり方が 3k token 以上を燃やすときにだけ割に合う。思考を外注するためのものでもない。判断は常に Claude の手にあり、Codex はただ働くだけだ。